こんにちは!
とらんきー(Twitter@tranky_y)と申します!
この記事ではTOEICを受ける頻度について、以下のような疑問にお答えします。
- TOEICを受けるベストの頻度は?
- 高い・低い頻度で受けるメリット・デメリットは?
- 何か月前から勉強を始めればいい?
TOEICの勉強をしてるけど、受ける頻度が分からないと悩んでいる方は多いと思います。
「しっかり対策してから臨むべき」
「とにかく頻繁に受けて慣れるべき」
どちらも正しい意見ですが、具体的にはどのくらいの頻度で受けるのが良いのでしょうか。
この記事では海外経験のない私が950点をとった経験を活かして、
高頻度・低頻度で受けるメリット・デメリット、ベストな頻度について解説します。
効率的にスコアを上げたいという方はぜひ最後まで読んでください。
- TOEIC950点を取得
- 簿記2級、宅建、証券アナリストを保有
- 大手金融機関アセマネ部門に勤務
TOEICを高頻度で受けるメリット
①TOEICの試験に慣れる
TOEICは「慣れ:実力=8:2」と考えます。
問題形式に慣れるだけであれば、実践問題集で十分ですが、
試験本番の会場の雰囲気・緊張感、スピーカーから流れるリスニングの音質、周りの受験者が出す音は実際に受験しないと慣れません。
私も初めて受けたときは会場の雰囲気にのまれ、力を出し切れませんでした。3回目でようやく本領発揮できました!
ハイペースで受験することで、短期間で自分の力を最大限出せるようになるでしょう。
実体験から目標スコアを達成するまでに3~4回は受けていると良いと思います。
②スコアの上振れを狙える
TOEICは試験回によって難易度や問題との相性にバラつきがあります。
「スコア=自分の実力±50点」と言われており、これは750点の実力でも800点とれる回があるということです。
ハイペースで受験することで、比較的難易度が低い回、自分との相性がいい回を引ける可能性が上がり、スコアの上振れを狙えます。
TOEICを高頻度で受けるデメリット
①費用がかかる
TOEICの受験料は7,810円(税込)と高いです。
半年間、毎月受験すると4~5万円もかかり、負担が大きくなります。
であれば、受験回数を減らして、良質な問題集や講座を利用し、確実にスコアを上げたほうが結果的に費用を抑えられます。
②対策が不十分になる
毎月受験のように高い頻度で受けると、肝心の勉強時間が確保できません。
結果的にあまり勉強できず、前回からスコアが上がらない可能性があります。
となると、無駄に受験費用がかかるだけでなく、英語力の向上が実感できず、モチベーション低下につながりかねません。
個人的には集中的に勉強する期間を2か月以上確保できると望ましいと思います。
TOEICを低頻度で受けるメリット
①無理なく学習を続けられる
TOEIC対策で一番避けたいのが目標スコアに到達できず、途中で諦めてしまうことです。
私自身、意気込んでいたのに連続で2回受けただけで、しんどくなって諦めた友人を何人も見てきました。本当にもったいないです。
タイトな試験スケジュールで自分を追い込むことも重要ですが、あまりに苦痛と感じるようであれば、受験頻度を落として仕事やプライベートと両立できるペースで取り組むと良いでしょう。
②1回の試験に時間をかけられる
受験機会が少ないと、「1回の試験を大切にしよう!」という気持ちが芽生え、学習の仕方にメリハリが生まれます。
結果的に1回の試験に費やす勉強時間が長くなるため、前回と比較して大幅なスコア向上が期待できます。
確実なスコア向上はモチベーションの維持につながるので、次の試験も頑張ろうと好循環が生まれやすいです。
TOEICを低頻度で受けるデメリット
①試験の緊張感を忘れてしまう
次の受験までに期間があると、本番の緊張感やタイムマネジメントの感覚などを忘れてしまうことがあります。
私自身、初回の受験から2回目まで1年空きましたが、久々の受験で緊張してしまい、リスニングがあまり耳に入ってきませんでした。
日頃から本番を意識した対策をすること、1年以上期間を空けないことをぜひおすすめします。
②モチベーションを保ちづらい
1年後、2年後に受験を予定していると、「今はまだ試験対策をしなくてもいいだろう」と気を抜いてしまいがちです。
私も1年空けたときは、最初の8か月間くらいは洋楽や洋画などで英語は聞く習慣はありましたが、TOEIC対策は全くしていませんでした。
モチベーションを保てる期間、個人的には6か月以内を目途にに次の試験を設定することをおすすめします。
- 2017年12月:835点(R425点 L410点)
- 2018年12月:890点(R445点 L445点)
- 2019年4月:950点(R455点 L495点)
1年空けたときより、4か月だけ空けたときの方がスコアがアップしました!
【結論】TOEICを受ける頻度は3~6か月に1回
以上のメリット・デメリットをふまえて、下記のように決めると良いでしょう。
- 3~4回受けて本番に慣れる
- 最低2か月以上の勉強期間を設ける
- 6か月以上期間を空けない
具体的な頻度は以下の通り。
- 1年以内に結果を出すなら3か月に1回
- 2年以内に結果を出すなら6か月に1回
3か月に1回の場合、1年以内に試験を4回受験でき、勉強期間も3か月確保できます。
また、6か月に1回の場合は2年以内に4回受験でき、勉強期間は6か月確保できます。
もちろん個人差はあると思いますが、「毎月受験」「年1回以下の受験」はおすすめしません。
3か月に1回の頻度で受験する場合の勉強スケジュール
リーディング:英単語のインプットや文法知識の定着
リスニング:媒体を問わず、毎日英語に触れる
リーディング:問題演習で長文問題の読解力アップ
リスニング:TOEICのスクリプトを毎日聴く
実践問題集で毎日時間を計ってリーディングorリスニングパートを解く&復習
6か月に1回の頻度で受験する場合の勉強スケジュール
リーディング:単語帳で英単語のインプット
リーディング:英単語のインプットと文法知識の定着
リスニング:媒体を問わず、毎日英語に触れる
3か月に1回受ける場合と同様
3か月に1回受ける場合も、6か月に1回受ける場合も2か月前まではスキマ時間を活用した語彙力向上や英語を耳に慣れさせる基礎固めをおすすめします。
実践演習は基礎固めをするまでとっておき、試験直前期にアウトプット&読解スピードを目的としてガンガン取り組みましょう。
具体的な勉強法は以下の記事をご参照ください。
【完全ガイド】海外経験なくてもTOEIC950点を達成した勉強法まとめ【目指せ900点台】
まとめ
いかがだったでしょうか。実際にTOEICに取り組んできた経験からおすすめの受験頻度について、解説しました。
3か月~6か月に1回であれば、勉強にかけられる時間もあり、自分の成長を実感しながら、学習を継続できるのではないかと思います。ぜひ参考にしてみてください。
今回はTOEICの目標達成まで1年間あるという前提で解説しましたが、
「就職活動まで時間がない!」「昇級要件を今すぐに満たさないと!」という方はTOEIC講座・アプリを活用することも一案です。ぜひ検討してみてください。
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