TOEIC700点に必要な正答率は?何問ミスできる?パート別の目標正答数も950点ホルダーが解説

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TOEIC 700 正答率 正答数

TOEIC700点は上位30%、偏差値は55
と、平均以上の英語力を示す重要な指標です。

そのため、就活や転職に備えて700点を目指される方も多いと思います。

この記事ではそんな方に向けて、

  • TOEIC700点に必要な正答率・正答数
  • LとRそれぞれ何点を目指すべきか
  • おすすめのPart別目標正答数

について解説していきます。

より効率的に700点を目指していくうえで参考になる思うのでぜひ最後まで読んでください。

私のプロフィール
  • 学生時代にTOEIC950点を取得
  • 大手金融機関のアセマネ部門にて勤務
  • 簿記2級、宅建、証券アナリストを保有
目次

TOEIC700点に必要な正答率・正答数

TOEICはリスニング100問、リーディング100問(各495点満点)で構成され、

「スコアの同一化」と呼ばれる”相対評価的なもの“により10点~990点のスコアがつきます

つまり1問=5点ではなく、700点だからと言って140問正解すればいいというわけではないので注意してください。

さらに、同じ正答数でもリスニングとリーディングとでは得点が変わるのも重要なポイントです。

以上を踏まえて、
「この正答数ならこのくらいのスコアになる」というスコア換算表をもとに、LとRそれぞれ何問正解で合計700点とれるのかについて紹介します。

【リスニング】TOEIC700点に必要な正答数・正答率

まずはリスニングについて、正答数スコア換算表は以下の通りです。

(テストの難易度によって得点は変わりますので、参考程度にご覧ください)

正答数スコア正答数スコア
8040568360
7940067355
7839566355
7739065350
7638564340
7538063335
7437562325
7337561320
7237060315
7137059310
7036558300
6936557295

L正答数ごとのスコアまとめ

  • 正答数80問405点(>400点)
  • 正答数70問365点(>350点)
  • 正答数60問315点(>300点)

上記の通り、Lパートは正答数×5点以上のスコアが狙えます。

仮に各パートで350点をとって700点を目指す場合、Lパートで必要な正答数は65問です。

【リーディング】TOEIC700点に必要な正答数・正答率

続いてリーディングについて、正答数スコア換算表は以下の通りです。

正答数スコア正答数スコア
8038068315
7937067305
7836566295
7736565280
7636064275
7535563270
7435562265
7335061255
7234560245
7133559235
7032058225
6931557215

R正答数ごとのスコアまとめ

  • 正答数80問380点(<400点)
  • 正答数70問320点(<350点)
  • 正答数60問245点(<300点)

上記の通り、Rパートは正答数×5点以下のスコアとなり、正答率が下がれば下がるほどその傾向は顕著です。

したがって、同じ正答数であればリスニングの方がスコアが高く出ることが分かります。

仮に各パートで350点をとって700点を目指す場合、Rパートで必要な正答数は73問です。

【両パート合計】TOEIC700点に必要な正答数・正答率

次にLとRのスコア換算表をもとに
700点のために合計何問正解する必要があるのか解説していきます。

700点に必要なLとRのスコア組み合わせは以下の通りです。(10点刻み)

得点
パターン
L正答数R正答数正答数計
(正答率)
L320
R380
6180141
(70.5%)
L330
R370
62~6379141~142
(70.5%)
L340
R360
6476140
(70%)
L350
R350
6573138
(69%)
L360
R340
6871~72139~140
(69.5%)
L370
R330
7170~71141~142
(70.5%)
L380
R320
7570145
(72.5%)
L390
R310
7767~68144~145
(72%)
L400
R300
7966~67145~146
(72.5%)

Rパートで9割近く取るケースなど極端に偏った組み合わせを考慮しなければ、

低い正答率で700点を取れるのは、次の組み合わせで138~140問正答(正答率69~70%)です。

  • L340点/R360点
  • L350点/R350点
  • L360点/R340点

逆に高い正答率を求められるのは、次の組み合わせで144~146問正答(正答率72~73%)です。

  • L380点/R320点
  • L390点/R310点
  • L400点/R300点

つまり単純に正答数だけを見れば、
片方のパートで得点を稼ぐより、LとRバランスよく得点するほうが良いということになります。

700点正答率まとめ

  • 700点には合計で69~73%の正答率が必要
  • 最もコスパがいいのはLとRでそれぞれ350点取るケース
  • そのときの正答率はLが65%、Rが73%

TOEIC700点のおすすめ得点パターン

さてここからは
じゃあ実際にLとRそれぞれ何点を目標にすべきか
という観点でお話ししていきます。

結論、個人的には以下の得点パターンがおすすめです。

おすすめの得点配分
  • L360点/R340点(正答数L68/R71)
  • L370点/R330点(正答数L71/R70)

この理由には大きく3つの要素があります。

  • 必要な正答数
  • Rパートの難易度
  • 今後の伸びしろ

TOEIC700の得点パターン理由①必要な正答数

1つ目は上述の通り、必要な正答数の少なさです。

当然間違えられる問題の数が多い方が難易度は下がりますし、気持ち的にも楽だと思います。

そのため必要正答数が少ないバランスよく得点するパターン、具体的には両パートそれぞれ300点台中盤を取る組み合わせがおすすめです。

TOEIC700の得点パターン理由②Rパートの難易度

両パート同じスコアを目指す場合、難易度は間違いなくR>Lです。

同じ350点ならLは65問、Rは73問と
Rパートの方が必要な正答数は多いことに加え、700点台を目指す中級者層のうち時間に余裕をもって全問解き切れる方は少ないと思います。

バランスを大事にしつつ、少しでもRパートでの負担を抑えるという意味で、330~340点を目指すのがおすすめです。

TOEIC700の得点パターン理由③今後の伸びしろ

最後は今後の伸びしろについて、
700点突破が最終目標であれば気にする必要はありませんが、

最終的に800~900点突破を見据えるなら、どちらか得意なパートに全振りしてしまうと、次スコアを上げるのがしんどくなります。

例えば得意なRパートで満点近く取れたとしても、次苦手なLパートでしかスコアを伸ばせなくなります。

そのため、次を見据えるならバランスよく取っておくのがおすすめです。

TOEIC700点取るためのPart別目標正答数

最後はもっと踏み込んでPart別の目標正答数を紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

L/Rの各パートの目標得点は前章でおすすめしている以下と仮定します。

L360点/R340点(正答数L68/R71)

リスニング目標正答数正答率
Part14問/6問66.7%
Part218問/25問72.0%
Part326問/39問66.7%
Part420問/30問66.7%
合計68問/100問68.0%

リスニングについては比較的得点しやすいPart2(応答問題)で少し貯金を作り、それ以外はバランスよく拾っていくイメージで良いと思います。

リーディング目標正答数正答率
Part524問/30問80.0%
Part612問/16問75.0%
Part7
(1つの文書)
22問/29問75.9%
Part7
(2つの文書)
7問/10問70.0%
Part7
(3つの文書)
6問/15問40.0%
合計71問/100問71.0%

リーディングはPart5.6の文法問題が得点源になるので8割弱は死守Part7の文章問題は比較的得点しやすい前半で7割、最後の”3つの文書”は時間内に解き切るのが難しいと思うので、最後の大問2つくらいは塗り絵でも問題なしです。

TOEIC700点の正答率まとめ

いかがだったでしょうか。

まとめるとTOEIC700点をとるには、
最も少なくて138~140問正答(正答率69~70%)
最も多くて144~146問正答(正答率72~73%)となります。

おすすめの目標得点配分は以下のようにLとRバランス良くかつ、少しLパートで稼ぐ得点パターンです。

  • L360点/R340点(正答数L68/R71)
  • L370点/R330点(正答数L71/R70)

TOEIC700点以上はエントリーシートに書けるスコアです。
私自身、就活のときにはTOEICにはかなり助けられたので、あと1歩という方はぜひ目標達成まで頑張っていただけたらと思います。

普段はTOEICのおすすめの通信講座や学習法など発信しているので、ぜひ他の記事も読んでみてください!

<おすすめ通信講座TOP5>

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この記事を書いた人

金融機関の運用部門に勤める20代社会人です。

〇保有資格一覧
・TOEIC950点
・宅地建物取引士
・証券アナリスト
・簿記2級
・FP3級 など

このブログでは「資格で人生をより豊かに」をテーマに情報発信をしていきます。

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