宅建と簿記2級、就職・転職に有利なのはどっち?両方取得した私が実際に就活をして感じたこと

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とらんきー
とらんきー

こんにちは!
とらんきー(Twitter@tranky_y)です!

  • 宅建と簿記2級はどっちの方が役に立つの?
  • 就活に向けてどっちから取るべき?

この記事ではこんな疑問を解消します。

就活が有利になると人気な簿記2級宅建

取得を検討している方は多いと思います。

そこで今回は、大学時代に宅建と簿記2級を取得した私が就活を通じて、どっちの方が価値があると感じたかお伝えします!

私のプロフィール
  • 大手金融機関のアセマネ部門にて勤務
  • 大手金融3社、化学メーカー、エネルギー会社内定
  • TOEIC950点や簿記2級、宅建、証券アナリストを保有
目次

結論:宅建の方が簿記よりも有利

結論から申しますと、就活で有利だと感じたのは宅建です

就職活動を通じて、50回ほど面接をしましたが、面接官により多く聞かれたのは宅建についてでした。

「宅建もってるんだすごいね!」

「え!どうしてもってるの!?」

と話題になることが何度かあり、いずれも好感触でした。

簿記も会計専門コースでの選考を有利に進められたり、面接で触れられる機会があったりと効果を実感することがありましたが、私の場合は宅建の方が触れられる機会が多かったです。

この理由について考察したので、解説します。

参考:【学生・20代向け】宅建が役に立ったエピソード3選

宅建の方が有利な理由3選

宅建の方が簿記2級よりも有利になると感じた理由は以下の通りです。

  1. 宅建の方が希少価値が高い
  2. 宅建の方が難易度が高い
  3. 簿記2級のハードルが下がっている

理由1:宅建の方が希少価値が高い

宅建を取得している就活生は少ないです。

大学のサークルやゼミの友人で就活時に宅建を持っていたのは自分以外に1人しかいなかったと記憶しています。

おそらく理由は受験機会が年に1回(ここ2年は2回)と少なく、合格率も20%弱と低いからです。

受験者層も不動産仲介会社やデベロッパー勤務の人が多く、
会社から取得するように相当なプレッシャーをかけられているため、かなり勉強をして臨んできます。

私は大学2年生のときに取得したのですが、最年少なんじゃないかと感じるほど、周りは大人だらけでした。

そのため、生半可な気持ちで受験するような試験ではありません。

ただその希少性から膨大な就活生を相手に面接を行う採用担当者の目に留まりやすくなります。

一方で、簿記2級はというと、周りに持っている人がたくさんいました

「就活やばい!何も武器ない!とりあえず何かしら資格とっとくか!」

みたいな感じで大学3年の秋から冬にかけて、就活生の多くが簿記2級やTOEICの勉強をはじめるんですよね。

私もその中の一人でしたが、、、

理由2:簿記2級より宅建の方が難易度が高い

両方受験して感じたのは宅建の方が難しいということです。

練習問題をこなして慣れていく簿記2級

ストイックに暗記をして、4択問題の細やかな誤りに気付く必要がある宅建とでは

個人差があるとは思いますが、後者の方が高い勉強の質が求められます。

両方とも勉強期間は3か月でしたが、宅建は過去問12年分を2周してもまだ自信が湧きませんでしたが、

簿記2級は3級の延長線上にあるので、新範囲の工業簿記や連結会計に慣れたら合格のイメージはすぐに湧きました。

合格率は両方とも20%前後ですが、何となくで受ける人が多い簿記2級上司からの圧力で血眼になって勉強して臨む宅建では、競争倍率に大きな差があります。

基本的に資格の価値は難易度に比例するので、より難易度の高い宅建は簿記よりも有利となりやすいです。

理由3:簿記2級のハードルは年々下がっている

最近、簿記2級のハードルを大きく下げるターニングポイントがあったことは皆さんご存知でしょうか。

それはCBT試験の導入です。

ネット受験ができるようになったことで、年を通じていつでも受験できるようになりました。

簿記2級は相対評価ではなく、70点を合格ラインとする絶対評価です。

何を意味するかというと、
何度も受験し、難易度が低い回を引き当てれば、合格できてしまうということです。

特に第三問に鬼門である連結会計が出題されるか否かは難易度を大きくさせます。実際、職場の同期が連結会計の出ない回で94点とっていました。

簿記2級は以前よりも手を出しやすい資格になっているのです。

簿記2級の方が有利なケースもある

最後に、宅建の方が役に立ったのはあくまでも僕の場合です。

正直、志望業界によるところが大きいと思います。

不動産や運用の知識が求められる金融機関(銀行、信託、保険)や不動産業界では宅建は高い価値をもちます。

しかし、商社やメーカー、ITといった業界の場合は宅建はそこまでの価値はもちません。

一方で、会計知識はどの業界でもコーポレート部門で働く場合は必要となってきますので、汎用性の観点からは簿記に軍配があがります。

僕自身、社会人になってより活きているのは不動産の知識よりも会計知識だと感じます。

加えてこれまで述べたように、簿記はより多くの人が受験しやすい環境になっているので、業界問わず、とりあえず自分に付加価値をつけたいと思っている方はまず簿記から取り組んでみるのはいかがでしょうか。

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合格率2017年:66.3%
2018年:70.8%
2019年:71.5%
2020年:65.9%
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2022年:75.0%
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おすすめ講座2位~5位は下記の記事でご覧ください。
参考:【2023年】宅建講座おすすめランキングTOP5

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。
いかがだったでしょうか。

「就活において資格は重要じゃない!」

という声もあると思いますが、自分はそうは思いません!(あばれる君風笑)

そういうことを言えるのは資格などがなくても突破できる強み(体育会系やコミュ力お化け、留学経験者)がある人であり、

武器がなくて就活に不安がある人は簿記や宅建どちらでもいいので是非とってみてください。

宅建をもっていたから通してもらえたんだなとという面接もありましたし、簿記2級をもっていたから初期配属で希望の部署にいけました。

資格で自分の望むキャリアに近づいていきましょう。

その他の資格や投資についても記事を書いているので、興味のある方はぜひご覧ください。

実際に役に立ったおすすめの資格についてはこちらの記事で書いてます。

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この記事を書いた人

金融機関の運用部門に勤める20代社会人です。

〇保有資格一覧
・TOEIC950点
・宅地建物取引士
・証券アナリスト
・簿記2級
・FP3級 など

このブログでは「資格で人生をより豊かに」をテーマに情報発信をしていきます。

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